- 同じ服を着るのが制服化なら、着用場面ごとに着る服を固定するのが担当化。
- ファッションの担当化は服の少なさとTPOに合わせたお洒落が両立できます。
こんにちは。
洋服好きミニマリストらいばる!です。
ミニマリストにとってファッションは永遠の課題です。
衣食住の中で衣類だけは、全く所有せずには生きられません。
是非、自分にとって最高のスタイルを見つけるべきです。
ミニマリストの服装を語る上でよく話題になるのは「制服化」です。
有名なのはAppleのスティーブ・ジョブズ氏や、ホストのローランド様…
制服化は彼らのようにたった1着(1種類)の服を着続けるスタイルです。
※この2人が制服化した理由は違いますが、どちらも成功者です。
- 服の数(持ち物)が減る
- 毎日が最もお洒落な服装になる
- 選択のエネルギーを重要事項に回せる
制服化することで以上のような恩恵が受けられます。
しかし、全ての人が毎日同じ服を着ることができるわけではありません。
スーツや作業着を着る必要がある人、職場の制服が決まっている人などなど…
経営者や自由な業種でない限りは服装にある程度の制約があります。
そんな方にはファッションの「担当化」がおすすめです。
今回は制服化の恩恵とTPOに合わせたお洒落が両立できる担当化を紹介します。
ファッションの「担当化」とそのメリット
それぞれの場面に対して着用する服をあらかじめ決めるのが担当化です。
大まかなカテゴリー分けは、誰しもがやっていることと思います。
仕事に行く時はスーツ…といった具合です。
これをもっと詳細に決めてしまいましょう。
分かりやすい例として「お葬式には礼服」とはっきり決まっているはずです。
お葬式への出席を担当するのは、礼服さんだけ!
(稀だとは思いますが、礼服を沢山持っている場合は別です。)
同様に、他の場面で着る服もピンポイントで決めてしまいます。
「会議のある日はこのスーツ」「内勤の日はこのジャケット&パンツ」など。
服が限定され、常にその場面における最高の服装になります。
出掛ける前に服を選ぶ必要もありません。
つまり、ファッションを制服化した時と同じ恩恵が受けられます。
加えてTPOに合ったお洒落も実現することもできます。
ファッションの担当化は、より多くの人に調度いいミニマリズムです!
ファッションを「担当化」する方法
まずは自分の生活を場面分けします。
上の図は一例ですが、同じ「仕事の日」でも内容によって詳細に分けます。
筆者は、パブリック(公)/プライベート(私)、フォーマル/カジュアルで分類。
割愛しますが、これに季節も加えて春秋冬/夏(夏か、夏以外か)にも分けます。
次に、各着用シーンを担当する服を決めます。
これも一例ですが、図の通りスーツはフォーマルなシーン3つをカバーできます。
「冠婚葬祭」「出張・商談」「会議」はスーツが担当することになります。
同様にジャケパンは「内勤」や、機会があれば「デート」も担当。
それほど重要でない日常業務はオフィスカジュアルでカバーします。
これもスーツにしてしまえる人は、服もパターンも数が一気に減ります。
このように各場面を担当する服を決めていきましょう。
そして、同じ場面を担当する服を減らします。
理想は各担当の服を1~2セットにすることです!
ミニマリストによるファッション「担当化」の例
フォーマル担当
スーツ、シャツ、ネクタイに革靴です。
担当する場面は以下の通り。
- 冠婚葬祭(葬儀は礼服)
- 重要な仕事(会議、来客、出張など)
- 良いレストランで食事
要するに一番良い服を着る必要がある時のための一張羅です。
無地のネイビースーツ、チェック柄のスーツを持っています。
※礼服はレンタルによる外注化を検討中…
シャツは白、水色、灰色の計3枚。
3枚ともどちらのスーツにも合わせられるように選んでいます。
ノールックで適当に選んでもハズれないので、選択にエネルギーは要りません。
(着用シーンのフォーマル度合いによっては白シャツ一択ですね)
カジュアル担当
ジャケット&パンツに、シャツかTシャツです。
担当する場面は以下の通り。
- 日常的な仕事(デスクワークなど)
- 休日のお出掛け
オフィスカジュアルとプライベートの兼用で、一番着る機会が多いです。
シャツはフォーマル担当の3枚と兼用です。
休日も、ジーパンなどを手放してしまったのでこれらを着ます。
写真のジャケットを羽織る時とカジュアルなパーカーを羽織る時があります。
リラックス担当
パーカーやTシャツ、ジョガー/ハーフパンツなどの運動着です。
担当する場面は以下の通り。
- 就寝時
- お部屋でゴロゴロ
- トレーニング
出掛けない休日は起きてから寝るまでこれを着てます。
アスレジャーファッションとして、近所ならこのまま外出OK!
同じパンツを2セット持っているので入浴後も同じ格好(笑)
トレーニングウェアを寝間着/部屋着/運動着で兼用すると服が一気に減ります。
クールビス担当(夏限定)
夏限定のポロシャツに、シャツ&ベストとパンツです。
担当場面は夏季の出勤です。
日常業務はポロシャツ、大事な仕事はシャツとベストで臨みます。
シャツとベストはフォーマル担当と兼用、パンツはカジュアル担当と兼用。
つまり、増えたのはポロシャツだけです。
夏以外はポロシャツをしまいます。
シャツだけで過ごせたらクールビズ担当は必要ないのですが…
ポロシャツじゃないと暑いですからね。仕方ない。
まとめ
以上、ファッションの「担当化」を紹介しました。
- 担当化は「制服化の恩恵」と「TPOに合わせたお洒落」が両立できる。
- 各場面を担当する服を決めて、同じ担当の服を減らすのがおすすめ。
平日/休日や用事、季節によって服を使い分ける必要があっても大丈夫。
スッキリと数を減らしつつ毎日を最高の服で過ごすことができます!
読んでいただき、ありがとうございます。