- 公務員から転職することは可能です!
- つぶしがきかない原因と対処法を紹介
こんにちは。
洋服好きミニマリストらいばる!です。
本ブログのメインテーマからは離れますが「転職」のお話です。
筆者は新卒で警察官になりましたが、4年で転職をしました。
猛勉強してやっと合格した公務員。
なってみると理想との違いに絶望してしまうこともあります。
転職したいのに、周囲から脅されて諦めていませんか?
・公務員はつぶしがきかない
・公務員も務まらないのに他に何ができる
こんな風に言う人も多いと思います。
大丈夫です。公務員でも転職はできます。
あなたや周囲がネガティブな先入観を抱いているのも確かです。
同様に、雇用する側にも同じような先入観があります。
しかし、原因を理解して先入観を払拭すれば転職は成功します。
今回は、公務員が抱える転職の不利とその対処法を紹介します。
かつて「つぶしのきかない職業の代表」警察官だった筆者。
私自身も同期たちも、様々な職業に転職して活躍しています。
つまらない先入観で諦めずに頑張ってみましょう!
公務員はつぶしがきかない?先入観の原因と反論
公務員がつぶしがきかないと言われる理由は何でしょう?
これには以下の2パターンが考えられます。
それぞれの理由と反論を示していきます。
能力が無いと思われているケース
一般事務職員に対するイメージに原因があります。
または、公的機関の「熱意やスピード感が無い」イメージ。
与えられた仕事するだけでスキルが無い。
これは公務員を舐めすぎです!
紙をただ、右から左へ流していると思っているのでしょう。
しかし、実際の公務員はそうではありません。
膨大な件数の書類を正確に処理する能力があるはずです。
また、その処理には必ずOfficeソフトの類を使うはずです。
Officeソフトを使いこなせるなら大きな武器になります。
社会人にもWordやExcelを満足に使えない人は沢山います。
もし得意な人なら、これは自信を持ってアピールするべきです。
また、事務には組織内外の予定調整をする仕事もあります。
行事や会議、来客の予定など…
これには高いコミュニケーション能力が求められます。
コミュニケーション能力は、どんな職業でも強みになります。
世の中には、与えられた仕事すらしない人間も沢山います。
今、公僕として真面目に働いているあなた。
是非、組織内での自分の価値をアピールしましょう。
仕事が特殊(専門性が高い)すぎるケース
教員や消防士、そして警察官などが該当します。
教員は生徒を導き「先生」と呼ばれる立場です。
消防士や警察官は人命を優先し、時に強権を発動します。
いずれも人の上に立つイメージが強い職業です。
この特殊性が雇用側を心配させているのでしょう。
民間企業における「接客」とは大きく違うからです。
これは心配ないですよね。
これらの仕事は、基本的に行政サービスです。
教員は生徒や保護者へ、ただのお客様以上に気を使います。
消防や警察も、公益のため細心の注意を払います。
警察官はよく「世間と感覚がずれている」と言われます。
他の公務員もそうかもしれません。
確かに退職間際のベテランさんはそういう人もいます…
しかし、今の時代は違います。
筆者は警察官時代、色んな人の人生や考え方に触れました。
逆に、人一倍「世間の感覚」を学んだと思っています。
例え特殊な仕事でも、あなたは人のために働いているはずです。
その経験と誠実さは、強みとして伝えることができます。
面接を有利にする方法 〜公務員経験を「有利」にする~
先入観の理由が分かれば、今度はそれを払拭しましょう。
具体的な方法は2つです
自分にできることをしっかり伝える
「できないだろう」という先入観を払拭します。
履歴書を送る段階から気合を入れる必要があります。
自分の仕事の難易度や重要性を具体的に伝えましょう。
取り扱う案件の数や影響を数字を示すのも有効です。
年間/月間の件数、影響を受ける人の数や動く予算等…
また、資格やスキルがあればアピールしましょう。
採用側がどんな人を求めていて、どんな仕事をさせたいのか?
これを見極めてましょう。
自分の人間像やできる仕事に合致したらチャンスです!
民間企業ではできない経験を売りにする
強みと熱意を伝えることができればこっちのものです。
興味を持ってもらうため、特殊な経験を売り込みましょう。
採用側に「この経歴気になるな」と思わせるのです。
例えば警察官の場合、次の通り履歴書に書いたとします。
交通事故現場で、当事者の不安に寄り添って対応ていました。
事故現場ってどんな感じなの?って気になりますよね。
既に頼もしい感じが出ていて、市民目線も忘れていません。
また、学校の先生が次のように記入したとします。
放課後も生徒の進路相談に乗り、情報収集に努めました。
この気遣いも、様々な仕事に通じます。
お客さんに寄り添い、ニーズを調べる営業さんは重宝しますよね。
是非履歴書にこのエピソードを載せるべきです。
誠実にこなしてきた仕事について、しっかりアピールしましょう!
もう一度考えてほしいこと~公務員のメリット~
あなたに「つぶしがきかない」と言ったのは誰でしょう?
職場の上司や同僚でしょうか。
その場合は、転職者を引き留めたいか、嫉妬かもしれません。
警察でも「我々は他の仕事ができない」と散々脅されました。
辛い仕事なので、若手の離職を防ぎたかったのかもしれません
では、家族や友人に言われた場合はどうでしょうか。
もしかしたら、あなたを心配しているのかもしれません。
せっかく公務員になって安泰なのにリスクを負うことはないと。
・人の役に立つ仕事である
・倒産がなく、給与や福利厚生が安定している。
・能力がなくてもクビにならない
確かにこれは紛れもなく事実です。
経済的に安定していることは特に、とても大きなメリットです。
そのメリットと引き換えにしても転職したいのか?
よく考えてから行動しましょう。
転職活動は、極力仕事を続けながら行って下さい。
筆者は職場の空気に負けて辞めてからの就職活動になりました…
しかし、これはお勧めしません。
また、アピールできる能力が無い場合も立ち止まるべきです。
スキルや資格が無くても、辞めなければ給料がもらえます。
転職のために能力をつける覚悟があるか、じっくり考えましょう。
まとめ
以上、公務員はつぶしがきかないと言われる理由と対策でした。
- 公務員では転職は可能!
- 他には無い経験がアピールできる
不利な先入観を持たれている場合も確かにあります。
しかし、それを払拭することでむしろ有利になります。
仕事は人生の大部分を占めます。妥協したくないですよね。
昔の筆者のように「現状への不満」と「将来への不安」で葛藤している方…
大丈夫です!
諦めずに頑張りましょう!
読んでいただき、ありがとうございました。