- 物を管理することで発生する金銭的・時間的コストを解説!
- 持ち物を減らすことで管理コストも減らすことができます
こんにちは。
洋服好きミニマリストらいばる!です。
物や道具は暮らしを便利で豊かにするためにあります。
しかし、持ち物を増やしすぎて管理に追われてはいませんか?
- メンテナンスにかける時間
- どれを使うか選ぶ時間
- 維持費(クリーニング代・部品代等)
1つひとつはわずかでも、塵も積もれば山となる。
かかる時間もお金も「コスト」です。
失ったコストで何かできたはず…それはもったいないことです。
今回は、不要な物を「管理コスト」ごと断捨離すべき理由をお伝えします。
物のが増えると「管理コスト」も増える
手入れ(メンテナンス)する時間がかかる
物はただ使うだけでは維持できません。
- 服を着るときに組み合わせを考える必要がある
- 服は洗ってアイロンを掛ける必要がある
- 靴はブラシを掛けて磨く必要がある
- 食器は洗って乾かす必要がある
それぞれ、1つひとつは数分の作業です。
しかし、物を持ち続ける限り、その作業を習慣にするしかありません。
実際にどの程度時間を失っているかは後述しますが、惜しくはありませんか?
物の手入れを趣味として楽しんでいる場合は良いかもしれません。
筆者もかつては、靴磨きやアイロンを肴に一杯やるのが好きでした。
しかし、それらが本当に必要な物ではないとしたら?
有限な時間を使うべき、大事な事が他にあるとしたら?
もしも時間の方が大切であると思えたなら、物は減らしていくべきです。
維持費もかかる ~お金は時間を売って稼いだもの~
部品を取り替えたりクリーニングに出したり、物の維持にはお金がかかります。
そのお金は、元々は私たちの時間だったものです。
一定の時間働いて、その対価に得たお金です。
時は金なりで、金は時なり。ですね。
例えばネクタイをクリーニングに出すと、1本あたり400円程度かかります。
これが20本あったらどうでしょう?
1シーズンで8,000円のクリーニング代がかかります。
しかも、そんなにあると1~2回しか使わないようなネクタイもあるはずです。
このためだけに何時間か働いていると考えたら、ちょっとやる気出ません。
時間は取り戻すことのできない大切なものです。
本当に必要な物や大好きな物以外のために、人生を切り売りできますか?
ちなみに筆者は、ネクタイを5本程度まで絞りました。
かさばらず気軽に買えてしまう反面、一番維持費がかかると判断したからです。
実例!物を手放すことで得られた時間とお金
ミニマリストとなった筆者が、物を手放して一体どのくらいの時間を得たのか?
維持費はいくら節約できたのか?実例を紹介していきます!
筆者の場合は洋服関係が多いですが
高価で繊細な道具を使う趣味などがある人とは、似ている部分もあるかと思います。
参考になりましたら幸いです。
実例①服を選ぶ時間(5~10分/日)
これは地味に大きいです。
朝の10分って貴重すぎませんか?(朝弱い人限定かもしれません)
夜決めておいてもいいのですが、5分・10分は平気で悩んでいたと思います。
しかも翌朝になって気分に合わないと、着替えなおしてさらにロスです(笑)
現在は服を減らして、選択肢を絞りました。
さらに、どう組み合わせてもしっくりくるようにアイテムを揃えています。
これにより服選びに時間を要さず、週に約1時間の余裕を手に入れました。
実例②靴磨き(60分/週)
最大で5足あった革靴を、写真の2足まで減らしました。
靴に関しては、元々特別多かったわけではないかもしれません
ただし、靴磨き自体は好きで時間をかけていたので、かなりの時短です。
- ブラシをかけて
- クリーナーをかけて
- 乾いたらクリームを塗って
- またブラシをかけて
毎週、1足あたり20分くらいかけていたと思います。
20分×3足減らしたので、毎週1時間が手に入りました。
靴は3足以上をローテーションすれば長持ちすると言います。
しかし、どのみちソール交換などは必要で、修理すれば長く履けます。
現存の2足が2交代勤務になってから2~3年たちますが、まだまだ現役です。
むしろあまり気にせず、1軍の靴を高頻度で履く方が幸せだと思います。
脱線しましたが、靴磨きに時間を取られている方は是非減らしてみて下さい。
実例③クリーニング代(9,400円/年)
洋服の数を減らし、年間のクリーニング代が1万円近く減りました。
減らしたアイテムとクリーニング代の内訳は
- スーツ2着(1着1,200円 × 2着 = 2,400円)
- ジャケット1着(1着 600円 × 2着 = 1,200円)
- パンツ2本(1本600円 × 2本 = 1,800円)
- ネクタイ10本(1本400円 × 10本 = 4,000円)
で合計9,400円!ほぼ1日働いた賃金並みでは…減らしてよかった!
ちなみに、現在所有しているアイテムとクリーニングコストは
- コート1着(1着1,500円 × 1着 = 1,500円)
- スーツ2着(1着1,200円 × 2着 = 2,400円)
- ジャケット1着(1着600円 × 2着 = 1,200円)
- パンツ2本(1本600円 × 2本 = 1,800円)
- ネクタイ5本(1本400円 × 10本 = 2,000円)
- シャツ3枚(自宅で洗濯のため 0円)
で、全部クリーニングすると8,900円です。
アイテム数もコストも約半分になっています。
(減らさなかったら合計で20,000円近かったのか…と今気付きました)
クリーニングは高いですが、オフシーズンに洗わず保管はできません。
コストが高すぎる場合は、全体数を見直してみましょう。
特にネクタイが増えがちなので、断捨離対象としてはおすすめです!
まとめ
以上、今回は物を「管理コスト」ごと断捨離すべき理由を解説しました。
- 物の数だけ「管理コスト」が必要になる
- 物を減らせば時間が手に入る
- 物を減らせば維持費を節約できる
時間は決して取り戻すことのできない大切なものです。
どうせなら、大好きな物にだけ使っていきたいですよね。
読んでいただき、ありがとうございます。