「ダサい」と言われがちな、襟・袖やボタンに装飾のあるシャツ。
その理由と、もうダサいとは言わせない着こなし方を解説します。
こんにちは。
洋服好きミニマリストらいばる!です。
アイキャッチのような、装飾のあるシャツは持っていますか?
- 襟が二重になっている
- 襟や袖のステッチに色がついている
- 袖(カフス)の裏側が柄になっている
- ボタンやボタンホールに色がついている
この手のシャツは「ダサい」と揶揄されてしまうことがあります。
確かに大人っぽい着こなしは難しく、洋装のルールからも外れています。
しかし、単品で見れば個性的で結構かわいいですよね。
既に沢山持っているという人も多いかと思います。
そこで今回は、装飾シャツをお洒落に着こなす方法を解説します!
ダサいと言われる理由を明らかにして、対策していきます。
装飾シャツがダサいと言われる理由
理由① 装飾性&色数が過多になってしまう
![装飾のあるシャツ](https://i0.wp.com/lifesurvival-blog.com/wp-content/uploads/2021/07/blur-2841225_1280.jpg?resize=1024%2C682&ssl=1)
装飾シャツはその特性から着こなしの装飾性や色数を増やしがちです。
二重の襟やカラフルなボタン等は、ごちゃごちゃ感が生まれます
普通のシャツに比べ、ボタンやステッチで色数を足してしまいがちです。
そのため着こなし全体が「うるさい」「子どもっぽい」印象になります。
お洒落は引き算と言うように、さりげない少しの装飾こそがお洒落です。
色数を抑えた統一感ある着こなしで、洗練された雰囲気を生み出せます。
装飾と色数が増えるのが、装飾シャツの着こなしが難しい理由の1つです。
お洒落に着こなすためには相応の工夫が必要です。
理由② 洋服のルールからは外れている
![スーツの独り](https://i0.wp.com/lifesurvival-blog.com/wp-content/uploads/2021/08/architecture-3188632_1280.jpg?resize=1024%2C530&ssl=1)
装飾シャツの評価がイマイチなのは、洋服のマナーから外れるからです。
洋服にはマナーがあり、原則はそれを守ることで格好良く着こなせます。
礼節や調和が、スーツやジャケットの着こなしを美しくします。
例えばボタンの色については、「白」が大原則です。
カラフルなボタンや黒いボタンはそこから外れてしまいます。
ボタン留めの糸に色物が使われている場合も同様です。
また、襟型もシーンによって決まったものが求められます。
レギュラーカラー(平服)、スタンドカラー(タキシード等)が基本です。
現在では、ボタンダウンカラー(ビジネスカジュアル)が加わっています。
しかし、ボタンダウンでさえ一般的になるまでは時間を要しました。
襟を二重にした装飾のシャツ等は、認められるまで長くかかると思います。
このため、装飾シャツは礼節も洋服との調和も、保つのが難しいです。
しかし、現代のビジネスシーンはある程度寛容になりました。
オフィスカジュアル等、日常的には十分着用可能です!
次項、高難易度だけど個性的な装飾シャツを着こなす方法を紹介します。
装飾のあるシャツをお洒落に着こなす方法
方法① シャツ以外のアイテムを徹底的にシンプルなものにする
![シンプルなスーツ](https://i0.wp.com/lifesurvival-blog.com/wp-content/uploads/2021/08/vitor-monthay-58YKSZuGsTE-unsplash.jpg?resize=1024%2C683&ssl=1)
シャツ以外のアイテムは、全身オーソドックスなものにします。
こうすることで、シャツをワンポイントの装飾のようにできます。
お洒落は引き算!の考え方です。
具体的には無地のスーツ、無地のネクタイ、無地のソックスを選びます。
シャツで装飾性が上がっている分、他をシンプルにすることでバランスを取る。
こうすることで、着こなし全体のごちゃごちゃ感を抑えることができます。
また、靴もプレーントゥかストレートチップのシンプルなものがおすすめです。
ウィングチップやUチップ等のは、全身で見たときに装飾過多になります。
ベルトのバックルも、装飾性の高いものは避けた方がより洗練されます。
このように、装飾シャツを着る場合は細部まで気を使う必要があります。
方法② シャツの装飾部分と同じ色のアイテムで統一感を出す
![カラーホイール](https://i0.wp.com/lifesurvival-blog.com/wp-content/uploads/2021/08/palette-68838_1280.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
装飾部分と同系色のアイテムで色を拾って統一感を高めます。
この方法も、着こなし全体のごちゃごちゃ感や装飾過多を防ぎます。
装飾のあるシャツの難点の1つは装飾部分により色が増えることです。
同系色のアイテムを使えば、全体における色味の過多を防ぐことができます。
例えば襟のステッチやボタンが青なら、同系色で使いやすいのは紺色等です。
この場合はネイビーのジャケットを合わせれば青系を拾って統一感が出ます。
装飾部分が赤ならどうでしょう?ジャケットで拾うのは難しいと思います。
この場合は同系色のネクタイで拾うことができます。
そしてジャケットは、グレー系を合わせれば色味が増えることはありません。
シャツを選ぶ段階で同系色を意識できていればもっと簡単です。
ブルーシャツのボタンが青なら、シャツ自体はある程度調和が取れています。
反対に、例えばブルーシャツに赤ボタンだとその時点で難易度が上がります。
アイテム選びの段階でも、着こなし全体の色数をイメージしておきましょう。
注意!フォーマルシーンで着ることはできない
![シャツ展示](https://i0.wp.com/lifesurvival-blog.com/wp-content/uploads/2021/08/shirts-2618461_1280.jpg?resize=1024%2C682&ssl=1)
フォーマルシーンにおいては、洋装としての厳格なマナーが求められます。
ルールから外れた装飾シャツは現状、フォーマルに使うことはできません。
残念ながら、着こなしの工夫で何とかすることはできません。
この場合は格好良い/ダサいが基準になっていないためです。
ビジネスシーンでも、厳しいマナーを求められる場合もあるかと思います。
大切な会議や商談等…
そんな時のために、オーソドックスなアイテムを1つは持っておきましょう。
まとめ
以上、装飾のあるシャツをお洒落に着こなす方法を解説しました。
- シャツ以外のアイテムはシンプルに徹する
- 装飾部分の色を他アイテムで拾って統一感を出す
装飾シャツはまだまだ新しく、正しい洋装として浸透はしていません。
それでも個性的でかわいらしいというメリットがあります。
服装の基準も変化するものです。
TPOに気をつけて、現代ならではの着こなしを楽しみましょう!
読んでいただき、ありがとうございます。
![](https://i0.wp.com/image.moshimo.com/af-img/2693/000000047122.png?resize=336%2C280)