- 独特の質感で秋冬の着こなしに温もり感をもたらすニットのネクタイ
- その扱いは意外と繊細…注意点と、伸びてしまった際の対処法を紹介
こんにちは。
洋服好きミニマリストらいばる!です。
ニットのネクタイ、みなさんは持っていますか?
筆者もニット大好きで、オフィスカジュアルによく使います。
お気に入りのジャケットが目の粗い生地なので似た質感のニットはよく合います。
肩肘張らず暖かい雰囲気があり、引き締まったスーツとは上手く差別化できます。
カジュアルに楽しめるニットタイですが、その素材は意外にも繊細です。
最大の弱点はニットであるため変形しやすく、伸びてしまうと元に戻らないこと。
これさえ気をつければニットタイの魅力を満喫することができます。
今回はそんなニットタイの注意点と、伸びた時の対処法を紹介したいと思います。
ニットタイの注意点!伸びると戻らない
![ニットタイ](https://i0.wp.com/lifesurvival-blog.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_3522.jpeg?resize=1024%2C768&ssl=1)
ニットタイは性質上、縦方向に力が加わると変形してしまいます。
セーターを引っ張った時なんかを想像するとわかりやすいかと思います。
つまり引っ張ると伸びてしまうのです。
何が起きるかというと…
ちょうど良い長さで締めることができなくなります。
ニットタイ好きの方は経験があるのではないでしょうか?
ネクタイは本来、ベルトにかかる程度の長さが綺麗です。
短すぎても長すぎても野暮ったく見えてしまいます。
![剣先](https://i0.wp.com/lifesurvival-blog.com/wp-content/uploads/2021/11/剣先.png?resize=1024%2C768&ssl=1)
伸びたネクタイはベルトの位置を余裕で越えてしまいます。
小剣が大剣を越えないギリギリで結んでも調整できないレベル。
このままでは使うことができません。
ニットタイはとてもデリケートで、取扱いには注意が必要です。
ニットタイの扱い方!「結ぶ時」も「解く時」も優しく
![ウサギに優しく](https://i0.wp.com/lifesurvival-blog.com/wp-content/uploads/2021/11/rabbit-g7e9c69c52_1920.jpg?resize=1024%2C683&ssl=1)
ニットタイの繊細さは前項の通りです。
結ぶ時も解く時も、優しく取扱いましょう。
![ニットタイの結び目](https://i0.wp.com/lifesurvival-blog.com/wp-content/uploads/2021/11/結び目.png?resize=1024%2C768&ssl=1)
結ぶときに関しては簡単です。
ネクタイ全体が伸びないよう結び目直近を掴んで締めましょう。
上の画像の矢印のあたりをつまんで、優しく締めます。
![ニットタイの解き方](https://i0.wp.com/lifesurvival-blog.com/wp-content/uploads/2021/11/解き方.png?resize=840%2C629&ssl=1)
解く時の方が難しいかもしれません。
働き疲れてつい無理やり引っ張ってしまうかもしれませんが、堪えましょう。
まずは画像のように結び目から大剣を浮かせて優しく緩めます。
小剣は結び目が緩んでから引き抜きましょう。
ニットほど繊細ではありませんが、普通のタイも同じように扱うのが理想です。
持ち物は大事にするほどあなたに着いてきてくれます!
ニットタイが伸びてしまった時の対処法
![鎌倉ネクタイ](https://i0.wp.com/lifesurvival-blog.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_3520.jpeg?resize=1024%2C768&ssl=1)
伸びてしまったニットタイを縮めることは基本的に不可能です。
では、伸びてしまったらもう使えないのか?
あまりお勧めはできませんが対処法はあります。
それは「切って短くする」方法です。
この時、絶対に剣先(ネクタイの端)を切ってはいけません!
ニット製品はこれをやると崩壊します!!
![ニットタイ切断箇所](https://i0.wp.com/lifesurvival-blog.com/wp-content/uploads/2021/11/カット.png?resize=1024%2C763&ssl=1)
切断するのは画像の点線部分。
巻いた時に首に当たる、補強された部分です。
ここを必要分切除してつなぎ合わせます。
そして、これは必ず洋服のお直し屋さんに依頼しましょう。
裁縫の得意な人は大丈夫かもしれませんが、超繊細な作業です。
縫い合わせた箇所が膨らむと結ぶときに引っ掛かってしまいます。
(プロの仕事でも、多少の引っ掛かりを感じました。)
また、このお直しは結構お金がかかります。
メニューに無く応相談だったのですが、費用は2,000円!
ネクタイ自体が5,000円少々だったので結構迷いました…
実際に相談してみて、見積額やネクタイの値段と相談しましょう。
技術的には単純なので、お店によっては低価格かもしれません。
筆者の場合はお気に入りのタイだったので、結果的には満足です。
まとめ
以上、ニットタイの注意点と伸びてしまった時の対処法でした。
ニットは優しく扱い、伸びてしまったらお直し屋さんに相談してみましょう。
今回紹介したお直し済みのネクタイはMaker’s Shirt 鎌倉のアイテム。
ちょうど「ふるさと納税」でお買い物券があり、ニットタイも候補です。
筆者も次は取り扱いに気をつけたいと思います…
読んでいただき、ありがとうございます。